岡村喬生コンサート満員御礼

リハーサル中 コンサートを終えて 翌日は古道散策

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天女座物語114
   
2002/11/16
岡村喬生コンサート満員御礼〜

岡村喬生(たかお)先生に来ていただくのは2回目。ジョイントは4回目。
15日16時半に天女座に到着され、お茶も飲まずにすぐ練習。
スタインウエイのピアノに向かって2時間の練習。
「そこは、もっとピアニッシッシモ!」「その音からフォルテになって、すぐに小さく」
指示が細かい。
難曲は、「お六娘」と「八木節」手がへろへろになる。

練習が終わって矢中の手料理。
「うーん。矢中さんは、料理もするんだねー!」
岡村先生は感心してくれました。

その日はかんぽの宿までお送りして
16日昼に天女座でじねんじょううどんを食べて頂く。
「うまいよ!」とカレーもついでに召しあがる。

7時開演。満席の観客の熱い拍手で開演。
「落葉松の雨の・・・」静かに歌い出すと静まりかえる客席。

「東京の地下鉄で指差され、『あの人どこかで見たわねー。
どこだったかしら』と会話は続く。『近所のおじさんかしら?』
『ばかねー。あの人有名な人よ。名前は、おかむらきょうせい
だったわ(笑)』そんなくらいの知名度の私のために
今日こんなに来てくださってありがとう!(笑)」

最初から観客は大笑い。さすがの話術。

伴奏の時、指があたってミストーンを出したとたん
「えっ!?」と言わんばかりの先生。ピアノの方に大きく身を乗り出して
ギロっとにらんでおられる。ごめんなちゃい!
しかし、ミスはあるけど、そんなことを悔やんでいる暇もなく曲は進む。

難曲「お六娘」では、先生は2度も私を立たせて観客に拍手をうながす
サービス精神旺盛。「この伴奏はむずかしいんだよ!」と観客に説明。

「浅間の馬子」は、ささやくような声からダイナミックに。
そして、馬子は去って行く。静かなピアノで終わる。
いよいよ難曲。「八木節」早いテンポ。気が抜けない。
終わるとまた、立たせて拍手をうながして下さる。

アンコールの大拍手を抑えつつ「ちゃんと『帰れソレントへ』って
書いてあるんだからご心配なく!」〔爆笑)

『帰れソレントへ』は、熊野の人なら馴染みの曲。
「海辺に家を建てたい」や『可愛い口元」などの曲の後
私のオリジナル『両手への讃歌』を歌って大拍手のうちに終演・・・・。

観客のため息。よかった!よかった!と皆満足そう。
さすが世界の岡村喬生先生。

いっぱいミスをしたけど、色紙に「挑戦に勝る結果なし」と
書いて下さいました。

終わって交流会では、『来年も!』の声があがり
先生も『来年も来るよ!』
あー、また、地獄の練習が・・・・。
でも、私が一番勉強になっているのです。
感謝!来年は、『世界歌の旅』ということに・・・。
先生、お手柔らかに!

17日は、熊野古道、松本峠をご案内。七里御浜でいっしょにお弁当を
食べました。
先生のどんな話の中にも、うなるものがあり、
楽しい一時でした。

『挑戦に勝る結果なし』来年もピアノ練習大変だけど
がんばろーっと! 


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