雨の花の窟神社奉納 


雨を飲む獅子舞の禊でした
天女座物語181     2004/2/2  

朝から雨。いつも花の窟神社は雨が降らないのに今日は、雨が止まない。
千恵さんと邦やん矢賀敬三さん、矢賀久広さんにお手伝いをお願いして
8時に神社に着く。ステージもびしょぬれ。
「これじゃあセットできないなあ?」

有馬を創造する会のおじさんたちに「テントないでしょうかあ?」
と言うと、手際よく、白いテントを運んでくれて何とかセッティングにとりかかる。
大祭も雨のため、儀式や女の子たちの浦安の舞も中でやることになる。
「雨振ったことがないのにねえ。大変やねえ。」と皆声をかけてくれる。
花の窟神社は、イザナミのお墓がある日本で一番古い国生み神話の場所。
世界遺産登録のリストにも挙げられている。

初めてここを訪れた時、魂がびりびりとした。
セミナーをしてくれた翻訳家の山川ご夫妻の写真を撮ったらたまゆらが、
天に向かって登っている写真が撮れた。

演奏開始が11時。
テントがあるので演奏している顔が見えない。
「熊野古道をゆく」の次は、電気大正琴
そして、花の窟神社を歌った「花の祭り」
最後はこの日のために作った「木ノ本節」
皆、嬉しそうに手拍子してくれる。

最後はリズムだけになりステージの下で巫女さんの衣装を取って
獅子舞で出て行く。
ブルーシートの上で舞う。寝転がると、雨が・・・・冷たい。
プールの中で舞っているような???

耳を動かすと子供たちが「わー!耳が動いた!」と歓声をあげる。

最後に獅子を取ると、「やっぱり!」と皆が納得!
NHKの地元のカメラマンの坪垣内(つぼがいと)さんが
「獅子舞だけで今度ニュースで取り上げたい!」と言ってくれる。

儀式は中で行われたので演奏はこれで終了。
波田須区民の皆に手伝って貰いつつ片付ける。

最後、玉串奉納があり獅子頭を担いで、獅子ちゃんと一緒にお参り。

餅投げをする頃には、小止みになる。
久広さんが「餅1個拾うて、風邪ひいたらかなわんなあ」と言って爆笑。

今日は、雨で大変だったけど、まだ例年に比べれば暖かかった。

終わって、いつも昼食をよばれる場所に行く。
「ここに座っていいんやろかあ?わしらの分あるかなあ?」と
心配そうな波田須の人たち。
「大丈夫!いつも皆で頂いているから。」
と、炊き込みご飯や、刺身、ナマスなどを頂く。
いつも行事があると、料理を担当している千恵さんは
「よばれるのは、おいしいなあ!」と満面の笑み。

毎年、レギュラーで演奏をさせて頂いている花の窟神社ですが
私たちが演奏する前は、演奏というものは行われていなかったのです。

波田須の心優しい人々に助けられて,感謝感激!

次の10月2日は、ステージの上で獅子舞をします。必見!


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