天女座物語54〜光るきのこ探し


日時 : 2001年6月26日 0:08

昨日と一昨日天女座で団体が入って大入り満員の状況。演奏
前、30分までエプロンつ
けて走り回りました。
ところで、昨夜三石さんが「光るきのこを見に行くんです!」
「光るきのこって何ですか?」
「シイノトモシビタケと言って、シイの大木の下に生えるんです
よ。今までは、八丈島にし
かなかったんですが、熊野でも発見されてね・・・。」
しかし、その場所は、女人禁制の花の窟神社の岩の上のほうに
なるとか・・・。
「うーん。見たい!!!!」と私。
「明日、他にも楯ヶ崎にあるので見に行きましょう!」
ということになり、三石さんと、7月7日の打ち合わせに再度熊
野入りしてくれたロッキー
田中さんと、読売新聞の記者の村田さんと、トンちゃんと5人で
夜の楯ヶ崎に行きました。
真っ暗な山道を降りていきますが中々見つかりません。
「どこかなあ?」
「あ!!光ってる!」
「残念でした!蛍やわ!」
「点滅してるもんね。姫蛍やね。」
しばらく歩いて行きます。鳥が鳴いたり、潮騒が聞こえたり・・・。
「わっ!!!!これ!光ってる!」とトンちゃん。
小さな小さな光でしたが確かに蛍とは違う光るきのこ!

そのうち、目がなれて来て、「あ!ここにも!あそこにも!」
小さく灯火のように光っています!
「何で光るんですか?」
三石さんも「光るのは何故かはわからないのですが・・・。」

「不思議ねえ!」
夜の森の中を歩きながら光るきのこを見ているなんて!
まるでグリム童話!

「南方熊楠の本にも出てるかなあ?」

4日前も大工の井谷さん夫妻と雨の中、蛍を見に行ってすごい
たくさんの蛍が天空を
舞っているのを見ました。アニメの世界!
熊野って不思議!
「ロッキーさん、グロッキー田中になっていません?」
「大丈夫!撮影でよく歩くから!」
ロッキーさんとも会うのが2回目とは思えないくらいなじんでいる
のです。

「来年も光るきのこ見に来ようね!」
少年になったような5人でした。             紫帆りん

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