天女神楽大成功!

天女座物語246  2005/11/23 

今年も神楽の上演がやってきました。 今回は、高専の4年生の4人を
スカウトし 平均年齢が下がったお蔭で18歳から 78歳までの19名の
大所帯となり、練習中から 熱気ムンムン!

逗子から指導に来てくれる丹下さんとの信頼関係も 4年目で年々深く
なり、チームワークも抜群!
21日、22日と深夜まで練習が続き23日当日も お昼から稽古。

今回は堀部正枝さんの写真集「かがやくいのち」の 出版記念コンサー
トもあり、盛りだくさんの内容。

満席のお客さんで始まり、まず1部は堀部さんの写真を 投影して1923
年のスタインウエイピアノで 「夜想曲」、「かがやくいのち」を演奏。
堀部さんは、20歳の息子さんをバイク事故で亡くして そのどん底から
立ち直り、お花や虫を撮影するようになりました。
堀部さんの写真を見て、魂を揺さぶる作品と、天女座で写真展を開催
堀部さんは、とうとう波田須町に住んで写真を撮り始めたのでした。

今回は写真集のために8曲のピアノ曲をCDにして写真集に
つけました。 (販売中!)
ピアノが終わって、珊瑚会の方からお花を頂き、シンセサイザーで
即興。南紀新報の前川社長さんの奥さんから「地球」
そして、南区長さんのご挨拶。
「最初はすぐ逃げていくかしらんと思うていたけど(笑)
矢吹さんたちは、波田須にとってなくてはならない人たちとなりました。」

2部は、花の窟神社を舞台にイザナミがカグツチノミコトを産んでから
すぐに 死に黄泉の国までイザナギが追いかけていくシーン。
醜い姿を見られたイザナミは イザナギを追いかけていくのですが、
途中で葡萄やタケノコ、桃を投げて何とか逃げ延びます。

「1日に1000人くびり殺してやりましょう!」とイザナミ。
「一日に1500の産屋を建てるぞ!」とイザナギ。 それから一日に
1000人が亡くなり1500人が生まれることになったそうです。

都会から移住した十文字夫妻が演じてくれました。

私たちが作った花の窟神社の歌、「花の時には花もて祭れ」を皆で
合唱。 トンちゃんの口上。「すみからすみまでーずいっとオン願いあげ
たてまつりまするーーーー!」

「おのずからわれ勝ちぬ!」と雄たけびをする男たちが次々と出てくる
男組みのシーンは めちゃかっこよかったです!素敵!私も太鼓の音
などで即興!

そして、国生みのシーンでは私がアメノウズメで踊りまくり、ゆっこさん
扮する 天照大御神が岩戸から出てくるシーン。
「これよりうちにな、かえりたまいそ!」と岩戸に隠れたアマテラスを
地上に誘い出し 世の中がまた明るくなりました。

そこへ、堀部さん登場。「世の中が明るくなってよかったわ!」
千恵さん「そやけど、朝から海で泳いで遊んで踊っとりゃいいんやから
気楽なもんやー!」と私にあてつけるセリフ(笑)
極めつけは「それにな!この間もオモイカネのミコト(トンちゃん)と
海の向こうの温泉に行ったんだって!」
「海の向こうの温泉!!!!イイワネー!」とお姉さま方がシンセサイ
ザーの方に 向いて叫んで私がひぇーと返すと観客が大笑い。

そんなシーンからヤマタノオロチで生贄のいっちゃんをオロチが食べて
最後には酒を飲まされてスサノオが退治に来るシーンでは「クシナダ
姫!」と 剣をかざしてオロチを退治する大ちゃんが大活躍!
「かっこいい!」と高専の生徒も絶賛!

最後は獅子舞!走りまくり、踊りまくり、演奏しまくり紫帆りんは
七変化! オヒネリもたくさん飛んで盛り上がりました。
お茶の芝先先生や シャスタ山に行った日高さんや駒谷さんも来てくれ
たり、写真家の筒井さん、杉本さん 、Edgeの川村社長さんなどなど
皆さんありがとう!

「劇団四季よりよかった!」などとお世辞も飛んで大笑い。
ゆっこさん、千恵さん、まこちゃんのお姉さま方もお酒も入って
上機嫌! 高専の4年生「来年も絶対やります!」
「最初はドキドキしたけどあっと言う間でした。満足です!」
「紫帆先生に誘われて何のことかわからずに参加したけど
めちゃ楽しかったです。」・・・・お姉さま方「紫帆先生だって!(笑)」
などと大感動してくれました!

丹下さんも「いやーもう満足!来年もやりましょー!」

照明担当してくれた根本さんも「もう素人の域を超えてますね!」

徐福劇に出てくれていた千葉ちゃんや 辻出さん、筒井さん、川村
社長さん、芝先先生など皆さんから お花やお菓子などなどを頂き
ました。 有難うございました!!!!!!!!!!!!!!
楽屋では千恵さんやゆっこさん、まこちゃんが団員に食べさせる炊き
込みご飯を作ってくれました!
魚や野菜がいっぱい入って美味しかったです。深謝!

区長さん「一言忘れたんや!天女座をこれからも応援してやって
くれと 言うのを忘れたんやわー!」
いえいえ、そのお気持ちだけで私たちはめちゃくちゃ嬉しいです。
天女神楽来年も「おのずからわれ勝ちぬーーーーーーー!!!」
「ここはよいとこ♪やれ♪波田須浦〜」
天女神楽万歳!波田須万歳!

稽古の場所を確保しなくてもいつでも本番の場所で好きなだけ稽古
できるのも幸せですし、私たちの天女座という場のエネルギーが
だんだんだんだんすごくなってきているのを感じます。
この場があることで出会えた人々や、感動に感謝です。
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