韓国日本大使館文化院コンサート大成功
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天女座物語251  2006/1/22-29
1月22日
この日は天女座で小平さんの講演があり
カフェもてんやわんやなら、楽屋もてんやわんやで
演奏が終わって楽器を梱包し、頭がぐるぐるしながら
関空へ。日航ホテルに泊。パーク&ステイという
サービスがあるので車は日航のパーキングに。
23日
堀部さん、喜峰さん、加世さん、私たちと
お茶のお点前の芝先先生、林律子さん、木村あけみさん
の8名で機材200キロをカート台で押してJALのカウンターへ。
結構混んでいたので、待たされて10時半のフライトなのに
10時になってやっと機材をチェックイン。
JALのおねえさんはパニック状態!?私たちは走って搭乗口へ。
はー!いつもチェックインは戦争状態です。

何とか間に合ってソウルへ13時半着。
日本大使館の文化院の国田さんがワゴン車で
出迎えてくれました。
気温はマイナス4℃。機材は文化院に運んで頂いて
私たちは空港バスでセジョンホテルへ。

芝先先生たちは大使館の下見に出かけ、
夜、皆でサムゲタンという鳥にモチ米を詰めたスープを食べに行きました。
おいしかったこと!
夜の明洞の屋台を冷やかしてヒカリモノ(きらきらアクセサリー)を
買いました。

24日
文化院に10時着。梱包を丁寧にほどいてセッティング。
何と今回のコンサート、発表と同時に2日間満席状態で
席がないそうで、演奏前から盛り上がっていました。

お昼は国田さんとスジェビーを食べました。
日本でいうスイトンのようなものでとてもおいしかったです。

お茶のお点前は18時からでしたが満員御礼で、人だかりが
すごかったようです。19時から3階のホールでコンサート。
補助席を30くらい追加の超満員御礼。

にわか覚えの韓国語でご挨拶。
最初は、熊野古道の写真を映しながら
「熊野古道をゆく」「古道を渡る風」
通訳のギルヨンスクさんが私が話すことを韓国語にしてくれました。

即興コーナーでは「恋人」「幻の迷い道」「天国」
感想をお願いすると皆さんが大喜びでしたが
私が「即興だから同じ曲が演奏出来ないんですよ。」というと
観客は笑い、和やかなムード。

電気大正琴では「よーポン!」で大笑い。
トンちゃんのボイスはどよめきが・・。

堀部さんの写真を投影しながら「夜想曲」をグランドピアノで演奏。
その後、「光の扉を開けて」

トンちゃんの「光のゆりかご」「熊野人」わっしょいわっしょいの
掛け声もすごくリズムがよくて大いに盛り上がりました。
「さすが!サムルノリの国!」と私。
ラストは獅子舞。
アンコールは「わすれな草」
演奏後、お茶の芝先先生たちを紹介。
先生は「わすれな草で亡くなった姑を思い出して大泣きしていたの
に、いきなり紹介されて顔がぐしゃぐしゃだったのよ」と照れ笑い。
全て終わって観客と写真撮影などをして楽しい交流。
お点前も大好評で演奏も大成功!!やったね!
国田さんや文化院の方々も喜んで下さいました。

神戸から愈さんも駆けつけてくれました。
その夜は愈さんのお薦めのレストランでビビンバなどを
食べ、丹下さんの奥さんのひろこさんや、娘さんのミキちゃんも
合流。にぎやかな宴となりました。
夜中は、ミキちゃんたちと南大門のヒカリモノなどの屋台へ・・。
目を閉じてもヒカリモノだらけできらきらしながらホテルへ。(笑)





25日
11時にホールへ。
今日は14時からの公演。CATVの撮影が入りました。

今日は昨日よりもっとリラックスモードでジョークを交えながら進行。
曲順は大体同じでしたが即興は「虹」「朝」「月明かり」
観客は情景が目に浮かぶと感動してくれたようです。

アンコールの前に
「日本では韓流ブームが起こり日本の女性は韓国の
男性にばかり憧れて日本の男性は一体どうなったのかという
TV番組がありました。」と話すと一同大笑い。
その後、「冬のソナタ」のテーマと「わすれな草」をピアノで
弾きました。

コンサート後、観客の方々と記念撮影。
その時に、北米の韓国文化基金のSUNGさんが
話しかけて下さって「是非!カナダのバンクーバーで
演奏をして貰いたいんです!」と
いきなりカナダオファーが入りました。
嬉しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

CATVのインタビュー撮影を終えて、最後に
「J POPS サランヘヨ!」とTVの番組をCMするシーンも撮影。

今回の韓国公演のためのプロモーションDVDを
松阪の老舗の柳屋奉善という和菓子屋さんの社長、岡さん 
ニックネームほーちゃまに突貫工事で編集してもらっていましたが
それがにゃんと!韓国で最大の通信社連合ニュースのHPに掲載
されました。やったねー!ほーちゃまのおかげ!
HPアドレスをクリックし画像下の枠ハングル300Kをクリックすると
動画が見れます) HPの翻訳文はこちらから

また芝先先生は、表千家なのに、文化院の近くの裏千家の方が
招待して下さって、流派を超えた交流が出来たそうです。
私たちも行くと思って待っていて下さったようですが
梱包があるので行けなくて残念。

それから楽器を梱包すること2時間。
毎回何が大変って、梱包が大変です。
加世さんは力持ちでP80という一番重いシンセサイザーを
軽々と持ち上げいます。すごい!

18時に国田さんと豚のカルビ焼きのレストランに行きかんぱーい!
「今まで9年間の文化院の催事の中で一番の集客力と
盛り上がりでした!」と国田さん。
「わー!よかったねー!」と一同感激!!!!!
豚のカルビはとろけるようにおいしく、キムチなど野菜を
たくさん食べて満足!満足!幸せ!
韓国料理は野菜が豊富だから好きです。

国田さんと別れた後は 明洞の汗蒸幕(ハンジュンマ)という
サウナへ。垢すりと全身マッサージ、石膏パックなどで
全身へろへろ。自分への御褒美!
芝先センセ、林さん、あけみちゃん、堀ぴょん、私、みきちゃんの
5名は全身ぴかぴかつるつるになって満足〜。
寒い夜は汗蒸幕に限りますにゃんこ。

26日
芝先先生、林さん、あけみちゃんは帰国。
私たち、喜峰さん、加世さん、堀ぴょん、愈さんと博物館へ。
半跏思惟像も見ました。広隆寺の弥勒のテーマは
NHKの「日本美再発見」で作ったので韓国の弥勒さんも見られて感激!

昼は仁寺洞(インサドン)でチジミやスープなどに舌鼓。
愈さんは再会を約束して帰国へ。
私たちはインサドンで面白い店に行きました。
龍のヒゲといって固い蜂蜜を手でさばいて16800本の糸状にして、
アーモンドやピーナッツを入れて丸める宮廷の御菓子です。
お兄さんたちが「一本が2本に、2本が4本に・・・・
8400本が16800本に・・・これは
宮廷の御菓子、わかる?こんなに細くするの大変なんだよ♪
私たち、韓国のキムラタクヤ〜♪」と3人で日本語で笑わせながら
実演。涙が出るほど笑いました。

もともと蜂蜜なので糸状になった飴は舌触りもよくおいしいのです。

夜は東大門に繰り出して屋台で食べました。
韓国って本当に料理がおいしい!
夜は庶民の汗蒸幕に行きました。
麦飯石を積んだトロッコのような大きな熱い貨車がサウナの中央に
出てくるといきなり汗が噴出します。
ここは値段も安く、地元の方々の憩いの場みたいです。

27日
9人乗りのワゴン車のタクシーを借り切って
冬のソナタの撮影現場のナムソンと春川(チュンチョン)に
連れて行ってもらいました。まず、ナムソンへ。
メタセコイヤの並木道でヨン様とユージンがデートしたところです。
船に乗って15分くらいで島に着きました。
加世さんは冬のソナタのシーンを解説してくれて湖やいろいろな
シーンで皆撮影。
特に私が好きなイビョンホンと記念撮影。
もちろん、等身大の写真とですが。

ゆっくり遊んで、お昼を食べにレストランに入ると
ハンボックという民族衣装をつけた家族と出会いました。
子供たちも皆、衣装をつけて可愛くて堀ぴょんは撮影モード。
私たちがコンサートしたと話すとサインしてくれと言われてサインをしたり
おこげを貰ったりして、楽しく交流。
今日は、結婚式に参加したので衣装をつけているそうです。
嬉しい出会いで住所を交換し合いました。

ナムソンの後は、映画上のヨン様の実家という家に行きました。
そこは、入場料を払えば見せて貰えるのです。
真弓さんという方が案内してくれました。
「団体でなくていらっしゃる方は珍しいですね。え?演奏ですか?」
と真弓さん。「ピアノ弾いていいですか?」
と私が「冬のソナタ」と「わすれな草」を弾きました。
トンちゃんはヨン様カツラですっかり、ヨン様になりきっています。
大笑いしながら写真撮影。
「今まで来た中で一番ヨン様に似ていますよ。」と真弓さん。
「でもヒゲがあるからなあー!」とトンちゃん。(笑)
さんざん遊んだ後は、江南(カンナム)のレストランで
骨付きカルビを食べて打ち上げ!
何でも旧正月だそうで車が混んでいました。
「今回は本当に面白く実りあるツアーだったよね
え!」と皆感激しながら「うまい!マーシッソヨ!」
夜は、ソウルタワーに登って夜景を見て言うこと
なし!

喜峰さんは道に迷って助けてくれた青年、
金其林(キンキリン)さんにお礼を言いに行き
再会を喜んでいました。

韓国、近くて遠い国でしたが、心温まる交流が出来ました。
今度はもっと韓国語を学んでもっと話したい!と思います。

JALの協力がなかったら今回のツアーは実現しませんでした。
ありがとうございました。

文化院の国田さん、心配りありがとうございました。
また是非韓国に行きたいです。カムサハムニダー!

PS.芝先先生以下一同「絶対!バンクーバーにも行くしー!」と
言ってくれました。皆さんありがとう!
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