ふだらく
   補陀洛山寺での演奏と、新宮祭り

天女座物語299 2007/11/9-11  
                           写真集  補陀洛山寺  新宮祭り   

 那智の青岸渡寺の下に補陀洛山寺があります。
ここは、平安時代から補陀洛渡海という真の観音浄土を目指して捨て身の修業をする船が
あるお寺です。
生きながら、漂流し入水する船に乗って868年から1722年まで補陀洛渡海は続きました。
補陀洛渡海のことを考えるとちょっと切ない気持になります。
 その補陀洛山寺で、11月9日に演奏をしました。
あいにくの雨でしたがステージは本堂の屋根の下でしたので機材は大丈夫でした。
この寺は千手観音様が有名です。
千手観音様の御開帳は年に数度しかないのですが、たまたま私たちは、見せて頂くことが
できました。素晴らしい観音様で圧倒されました。

18時から那智観光協会の会長さんのご挨拶があり、演奏が始まりました。
演奏が始まると、雨も小止みになってきました。
即興は「西行」と「千の風になって」観客の皆さんに感動して頂きました。
トンちゃんのインディアンフルートの即興や、ボイスなど盛りだくさん。
千手観音をお守りしておられる方も大感激してくれました。
青岸渡寺の高木亮英さんも駆けつけて下さり「夢が叶いました!」と言って下さり
勿体ないお言葉に恐縮。
お仕事を依頼して下さった石川博さんはビデオカメラマンで最初の「2000年の風」でも映像
を流して下さいましたし
写真家の楠本さんも!「僕、今日はスタッフなんですよ。」もったいないことばかりの今宵!
翌日は補陀洛渡海をイメージした演劇も行われるようでした。
芝先先生や、先生のご主人も駆けつけて下さいました。感謝!
   【物語のおまけ:観客からの感想です】
 昨日、補陀洛山寺のライブ 拝見させていただきました。真正面最前列で( ^▽^)。夏からCDを買い聴いていま
したが初めての生演奏。涙が溢れました。
毎日々些細なことが色々あり時間を やりくりしながら日々頑張っている私に神様が導いてくれた。
天候は小雨だったけど 傘のおかげで私一人に演奏してくれてるような感じで自分の世界に入って心癒されました。
 同僚と二人でしたが 「那智の浜に二人の神様が降りてきて心、洗われたね。」
「人間のもつ五感だけでなく私は第六感までも磨かれた気がするよ」と感動!感動!感動!の一時間でした。
 伊勢神宮が好きで、なかでも月読宮が好きで神々の事を知りたくて古事記を読み神宮美術館等へ行ったりと
仕事、家事、父の介護の合間に自分の好きなもの探しは果てしなく続きます・・・が、疲れた事にも気づかないほど
疲れてる時があることを・・・最近知りました。そんな心を癒してもらって・・・。
紫帆さん&矢中さんに本当に感謝しています。紫帆さんが「私のパートナーです!」と矢中さんを紹介してボイス
パフォーマンスを聴いて声にビックリ!!!。インディアンの縦笛を聴いたとき何故かチベットの大地風景が頭に
広がりました。本当にぴったりな御二人、心の美しい二人素敵だなぁ〜と憧れて・・・で私にもピッタリなパートナー
が現れるかなぁ?と思って少しワクワクしてしまいました。(匿名希望)

 
【偶然の補陀洛山寺お便り】
11月11日は
 補陀洛山寺とはまったく違って新宮音楽祭にロックバンドで出演。
伽藍は、この日が最後の演奏のため新宮市民会館で8時から早朝リハーサル。
浜中さんという音響を担当されている方が趣味で集めたという音響機材のすごさに圧倒され
ました。お人柄も素晴らしい方で、すっかり仲良しに。。。
この日は11バンド出演ということで受付から掃除から、皆で分担。
老若男女の大部屋は圧巻。

伽藍は18時から。まずは私とトンちゃんの即興演奏を披露。
そして、オリジナル「SHADOW」「BLACK HAT」「ざわざわ」植地さんのパワフルなドラム、
坊君のベースでオリジナル3曲無事演奏!他のバンドの方々とも交流でき、いい体験でした。

ぴょんちゃんも写真撮影に駆けつけてくれました。
補陀洛山寺と新宮音楽祭まったく違う音楽でしたが刺激的でした。感謝!

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