天女座物語10

先日、市会議員の山本パパリン(あだ名)が、「今日、程度の
いい古い畳が出るよ。」と言ってくれ、軽トラ2台で畳を50枚!
運んだのですが、昔の畳は、ずっしりと重く、3人とも汗だくだ
く・・・・・。
パパリンも畳を見つけるだけでなく、自分でも手伝ってくれる
なんて本当に素晴らしいです。
この畳は、1階の自宅用にひくことにして、今、工場の窓辺に
立てかけています。これをこれから天日干しに・・・・。畳との戦
いは続く・・・・のです。
今日は、牟呂合同運送という運送会社の倉庫に眠るスタイロ畳
100枚を譲って頂けることになり、何と!社長さんのはから
いで、4トントラックで奉仕で運んでも下さることに・・・・・。
これは、ホールの防音壁に使うもので、縁はかなりぼろぼろです。
畳の処分は、困っているので引き取ると喜んでくれますが、運ん
でくれると言うのは本当に有り難いことです。
私たちも頭にタオルを巻いて軽トラで出かけ、従業員の人と一
緒にスタイロ畳を積んである倉庫に行きました。
印刷用の石の粉がおいてあるので埃っぽく、口にもタオルを巻
いて完全防備。こんな風に口にタオルを巻いて学生運動して狭山
裁判糾弾!と代々木公園10万人集会に出たことがあったなあと
思い出しながら・・・・。
リフトを使って降ろしていく畳を選別、25枚ずつ、木のパ
レットの上に乗せていきました。最後は、畳の上に飛び乗って、埃の
舞う倉庫で、まさに古畳と格闘。
4トントラックに100枚を積んでもらって我々の軽トラと一
緒に工場に行って頂き、そこから又、一枚づつ、手で降ろすのです。
スタイロ畳は、軽いと言っても重いのもありますし、わらクズにま
みれつつ、運送会社のおじさんと3人で汗だくだくになりつつ、工
場の屋根の下に降ろしました。最近、トラックの上に飛び乗ってい
ることが多いなあ・・・・。(笑)
お礼を言ってCDを渡し、4トントラックを見送りましたが、体
がたがたでした。
これからホールにひく畳100枚を少しずつ集めなければいけ
ません。100畳のホールなので、まさか新しい畳というわけには
いきません。資金的に。
重労働の後は、ご褒美に!?岩場にロープをツタって降りて、
海に潜りました。
トンチャンがウニをつぶすと(かわいそう!)それを食べに1
00匹くらい、ルリスズメや、阪神タイガースのような黄色と黒の縞
模様の熱帯魚や、虹色の魚、箱ふぐなどが集まって狂喜乱舞。
シュノーケルをくわえているのに水の中で「お洒落!お洒落!」と
叫んでしまいました。
岩の上で休んでエメラルドで透明な水の中の魚を見ながら
隣のおばあちゃんにもらったスイカを食べました。甘〜い!
昨日は1ヶ月1回の「しゃべらん会」で、我が家に20人くら
い集まり熱心に「21世紀の10大技術」について話し合いました。
 
               お魚になった紫帆りん
**************************************************天女

座物語番外編

8月6日
京都の亀岡に初めて演奏に行ける!と喜んで熊野から5時間半
かけて行きました。
翌日9時からセッティング。暑い!!!!!!とJCの佐藤正子
さんと叫びつつ・・・・まず、タープを張って日差しよけを作
り、機材をセット。12時にセット完了し、いったん控え室へ。
クーラーぎんぎんでお弁当を食べた後、ステージに帰って1時
からリハーサル。
「暑いなあ!今日は、絶対雨降らへんなあ・・・・」
ステージでは、ダンスコンテストが始まり、若い子たちがグ
ループで踊っていきます。結構上手。
その後、サティーまで涼みに行って帰ってきたら佐藤さんが
「何となく雲行きが怪しいねえ!」
だんだん黒雲が広がってきたので用心のためにブルーシートを
もらってタープの上からシンセをぐるぐる巻きにする。
控え室にいると突然!大粒の雨、雨、雨、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
控え室のテントの周りが布なのでビューッツと雨が入り込んで
くる。
スタッフと衣装をあっちへこっちへ。ビニールをもらってテントの
中から張り巡らしたり、テントの下に入ってくる雨水を泥をこね
て堤防を作って外に逃がす為、大騒動。佐藤さんもどろんこに
なって手伝って下さいました。
雷は鳴るわ、テントに雨宿りに来た子ギャルはきゃーきゃーう
るさいわ、大変な騒ぎ。
最初、若い子がいっぱいいると、鼻の下を伸ばして喜んでいた
トンチャンもそれどころやない!
結局、6:30pmに中止宣言。あーあ!
初めての演奏中止。
にわか雨のつもりがずーっと降り続くこと3時間。
JCの方々のお陰で楽器は幸い、濡れませんでした。
小雨の中でテントに潜って片づけ、やっと車に納めました。
油断して、雨養生をしなかった音響やさんは、見事に雨が横か
ら降ってアンプを壊してしまったとか。
花火もせっかく桟敷席まで用意して下さったのに残念!
片づいた頃、晴れてくるという・・・・何とも!
又ぜひ!亀岡コンサート実現したいですねえ。
佐藤さんやJCの皆さんのチームワークには頭が下がりました。
演奏しないで帰るのは初めてでしたが・・・・
何となく全員で雨と格闘!一生懸命やった!という充実感は
あったのですが。やっぱり演奏しないと後味悪いねえ!
   
                  紫帆りんりん


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