天女座物語14

天河神社護摩との共演
日時 : 2000年9月20日 13:39
紫帆という名前は、実は、カレー屋をやっていた15年前に恭
子という名前を変えたくて野末チンペイさんの姓名判断の本を
読んでいたのです。しかし、矢吹に続く名前にいい字画がなく
てあきらめて、ピアノを弾いていたとき突然、目の前にはっき
りと映像として「紫帆」という文字が見えたのです。
こういう風に言うと、まるで私が霊感か何か、あるみたいです
が、全くないのです。
だからこの紫帆の文字が見えたことは、1回きりの不思議です。
15年前。ご縁あって、天河神社の夏の大祭で奉納演奏した
時、初めて矢吹紫帆という名前を使ったのです。今でもその時
のポスターがあります。
あれから何回か、天河に行きましたが、しばらくご縁がありま
せんでした。
今回、中心感覚研究会の方たちに知り合い、CSヨガの岡島瑞徳
先生にお会いして、そのお人柄に惹かれ、9月の天河神社のセ
ミナーに演奏するということになりました。全国より50名参加。
ゲストは、黒田鉄山先生、剣術の達人と津村喬さん(気功家)
でした。
9月15日には、津村さんの座ったままの気功の実演で気持ち
良くなった後、黒田先生の剣術の講義。真剣勝負というまなざ
しで、まるでアニメの主人公のようにかっこいい鉄山先生。で
も時折、まじめな顔して「この術は、ごろにゃーんといいます」
一同爆笑!いっぺんにファンになりました。
2日目の夜、能舞台でコンサート30分の後、岡島先生のヨガ
実演とのジョイントで演奏。
その後、蝋燭だけになった舞台と神殿の真ん中のところで柿坂
宮司さんの護摩供養が始まり、その儀式と炎に併せて1時間く
らい即興演奏。般若心経にあわせて、シンセサイザーで太鼓の
サウンドや、オーケストラ、笛の音などで演奏。
倍音声明という参加者全員の声を使った声明では、何とも言え
ないサウンドが響き、その夜天河神社は、荘厳で神秘に包まれ
ました。
終わって宮司さんが、「護摩とサウンドがとても息があって良
かった!」と喜んで下さり、トンチャンと宮司さんと3人でハ
グハグしました。
「あなたたちは、プロダクションにも入らず、自分たちで汗を
流して今日も夜の演奏の為に、朝から一生懸命楽器をセットし
ていました。それが音楽に現れていますよ。」と言って下さり
恐縮でした。
「家内工業でして・・・。」と私たち。
「それがいいんですよ。プロダクションのいいなりになり、商
業主義になると音楽が変わりますから・・・。」
私もいろいろ仏教の儀式や声明とあわせて来ましたが、修験道
の護摩とのジョイントは初めてで、感動しました。
15年前に演奏したときは、駆け出しで演奏といっても恥ずか
しかったですし、トンチャンも舞台にでないで脇で助けてくれ
ましたが、今回初めて、トンチャンも奉納できて喜んでいました。
弁財天さんのお導きで又、帰って来れた感じです。
岡島先生は、恥ずかしがりやでさわやかで、とても青年のよう
なすがすがしい方です。スタッフの方々も皆気さくで楽しく
て、今回のセミナーは、本当に清らかな、いい風が吹いていました。
先生のお陰で本当に感動の体験が出来、名古屋から駆けつけて
くれた根本さんも、京都から来てくれた石川さんも喜んでくれました。
11月23日には、岡島先生の会にて大阪で演奏します。
                紫帆りん


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