天女座物語24

波田須地域の方々とのふれあい


1月13,14日

伊勢の修養団での演奏。めちゃくちゃ盛り上がり、即興も「割れ鍋に
綴じ蓋」という言葉を貰って、途中でベートーベンの運命、ジャジャ
ジャジャーン!で一同爆笑!
喜峰パパも大受け。楽しい雰囲気。「ほんまにここは、いつ来ても楽
しいところじゃのう!」と喜峰パパ、岡山から青春切符(¥2000
で鈍行24時間乗り放題)で来た甲斐がありました。

14日は、伊勢神宮正式参拝。

(伊勢神宮の演奏は、6月9日〜10日にもう一度企画されます。お見逃しなく!)

その後、伊勢の骨董屋で、何と!120年前の旅館の舞台背景だった
というヒノキのすごい松の板絵(全長6メートル)
を超破格値で手に入れました。
順番がめちゃくやにパーツに分かれて、骨董屋のすみっこに置いて
あったので全貌がわからなかったものの、「これは、すごい!私買う!」
トンチャンが「又、先走りして・・・!」と冷ややかな目線。トン
チャンに何を言われようと、直観でビビッ!機材車に16枚の板を何
とか積み込みました。

帰って工場で全部を広げてつないでみて「あっ!」と驚きました!
すごい!すごい!松の絵!明治時代の日本画のプロが
描いたに違いないものです!
トンチャン「こりゃーすげえ!参りました!」

これで天女座の舞台背景は、能舞台のような松の絵がはめられることに。
何と!サイズもばっちり!すごいものが集まって来ています!

1月16日
天女座の波田須町で寄り合いがあると聞き、天女座
の真下の小林寺に集まりました。
区長さんが全員に私たちを紹介。私たちも天女座の説明をして、皆さんにご挨拶。

「もし、よろしかったら工場を見ていただければ・・・。」お寺を出
て坂を登り、殆ど全員が、天女座に来てくれました。

「結構近いんやねえ。」「にぎやかになってええわ。」「ハーネス工
場に勤めていたんよ。」とおばちゃん達は口々に話しながら天女座の
2階へ。大工さんが、柱を建てて改装中のところへ40人近くがなだ
れ込み、間取りを説明した後、私が、1923年のスタインウエイピ
アノで「ふるさと」を弾いた後トンチャンがボイスを披露。

おばちゃんやおじちゃん達の大喝采を浴びました。

「すごい声やねえ。」「ええもん聞かしてもろた!」

大工さんの井谷さんのお父さんや少林寺の奥さんも来てくれ、
海一望の工場の2階に置いてある舞台背景の松の絵や、天女座の顔と
も言うべき蔵の戸・・・などに皆、感動してくれました。
「4月末にオープンしますし、又来て下さいね!」
波田須地区の人々に初めてご挨拶できた記念すべき日でした。

夜は、「月光の楯が崎」という曲作り。
2月12日にお披露目します。      

紫帆りん

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